こんにちは!プレミアムストーンギャラリー心斎橋店の店長の峰島です。
昨日お伝えしておりました、私の大好きなおすすめ天然石を本日はご紹介させていただきます。
それはタイトルにもございますように『スティブナイトインクォーツ』です。
スティブナイトとは、輝安鉱という鉱物で、その名の通り光沢感ある輝きが素晴らしいものになります。
この輝きが私は好きなんですよね!!一目惚れとはこのことで、見た瞬間カッコいい!!となってしまいました。
さらに標本としてもとても珍しく、固そうにみえて、硬度が2となりますので非常に柔らかい鉱物なんです。
そのため取り扱いには十分注意が必要なのですが、水晶に取り込まれたスティブナイトインクォーツ(輝安鉱入り水晶)がルーマニアで発見されたことで、とても身近な存在になったような気がします。
産地はルーマニアを主としていて中国などでも産出されますが、驚くことに明治時代には愛媛県でも採掘できたようです。
愛媛県にある市ノ川鉱山はすでに閉山されてしまい、日本産スティブナイトをみることもできなくなってしまいましたが、その代わりを務めているのが中国産と言われています。中国産のスティブナイトは日本産同様に標本タイプが多く、日本産を感じさせてくれるものは中国産かもしれませんね。
日本を感じさせてくれる中国産スティブナイト(標本)とスティブナイトを身近に感じさせてくれるルーマニア産のスティブナイトインクォーツ、どちらも魅力的です。
スティブナイトは硫化鉱物のため、やわらかいだけでなく時間の経過とともに黒ずんでくることもあります。インクオーツされたことで、その悩みが解消されたような気持ちになれます。スティブナイトの良さを半永久的に感じることができるのはスティブナイトインクォーツということで大好きな石になりました。
ですが、そこで需要なのは、スティブナイトインクォーツの品質です。
どんなスティブナイトインクォーツが良質なものなのか解説したいと思います。
良質なスティブナイトインクォーツとは
透明度の高さがある
インクォーツ系(水晶系)の石にとって、透明度はとても重要です。
インクリュージョン(内包物)があることで水晶の透明度が損なわれることは致し方ないのですが、その中でも透明度のあるものはそれだけで価値があります。
水晶系の石のご購入される際に、まず透明度というのは一つの指標となりますので、見ていただけるとよろしいかと思います。
スティブナイトの量が水晶に対してしっかりある
スティブナイトの特徴は光沢感です。その光沢感を腕元や胸元で感じることができるのは、やはりスティブナイトの量が多く内包されているからです。
そのため、スティブナイトの量が少しだけだと輝きが半減してしまい、輝きの石が輝かなくなってしまいます。
逆に量が多すぎてもぎっしりしすぎてしまい輝かなくなってしまいますので水晶とのバランスは密接に関係してきますね。
水晶の透明感とスティブナイトの量、このどちらもパーフェクトな一品が私の惚れたスティブナイトインクォーツブレスレットです。
=> オーナー秘蔵のスティブナイトインクォーツ14ミリ玉ブレスレット
心斎橋店に持っていきたいと懇願している一品ですので、オープンの日にお披露目できること願っております。
それでは本日はここまでとさせていただきます。
ありがとうございました。